[トマトの豆知識] 健康と美容を助けるトマトに含まれる嬉しい栄養素
2017年06月09日 10:49:24
■トマトが赤くなると医者が青くなる
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日本には「柿が赤くなれば医者は青くなる」という諺があります。
以前、誰かからは忘れましたが、「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言う似た言葉を聞きました。
意味も語感も、どちらも似ています。
「トマトが赤くなると医者が青くなる」は、元々はヨーロッパの諺らしく
「A tomato a day keeps the doctor away.(1日1個のトマトは医者を遠ざける)」を意訳した言葉です。
柿もトマトも栄養素のバランスが良く、しっかり食べていれば健康で医者いらず……
と言う事から、生まれた言葉なのでしょうね。■トマトに含まれる栄養素
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そんな諺にもなるトマトの栄養素はどの程度なのでしょうか?
トマトは1個当たりのカロリーが低く、様々な栄養素を含んでいる為、健康を考えると食生活に取り入れたい1品です。
有名な栄養素はおそらく「リコピン」ですが、他にもビタミンAやビタミンC、ビタミンB、ビタミンE、カリウム、食物繊維、β-カロテン等の栄養が含まれています。
緑黄色野菜が不足しがちな食生活を送っている方でも、お手軽に栄養を取る事ができます。
・リコピントマトに含まれるリコピンは、トマトの真っ赤な色を生み出しています。
緑黄色野菜に多く含まれるカロテノイドの一種で、β-カロテン等と共に、活性酸素を消す抗酸化作用が強いと知られています。
活性酸素は体内で増えると、細胞組織と結びついて細胞を錆つかせ、体の老化等に繋がる要因と言われています。
カロテノイドは体内で生成されない栄養素の一つの為、食べ物からの摂取が必要となります。
・ビタミンB
ビタミンBは主に体のエネルギー供給を補助する役割を持っています。ビタミンB群と呼ばれる栄養素が連携して代謝のサポートを行う為、一つでも不足すると上手く回らなくなります。
免疫機能の正常化や、脂肪の代謝も良くしてくれる為、アレルギーや脂肪に悩む人の助けになります。
・ビタミンE
ビタミンEも抗酸化作用を持っています。ビタミンEは細胞膜の中に多く含まれていて、細胞を保護する役割を担います。
体内の環境を整え、美容や健康にもありがたい栄養素が多い為、健康な体作りのサポートをしてくれる食品です。■リコピンをそのまま活かすには?
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トマトはそのままでも食べる事ができますが、飽きずに食卓に取り入れたいところ。
量が多くて困っている時は、トマトソースにしてハンバーグやムニエル等にかけて食べるもよし、トマトスープやトマトのリゾットを作るもよし。
リコピンは河に多く含まれていて、加熱することで吸収率も上がる為、洗って丸ごと使えるレシピがオススメです。
ビタミンCは水溶性の為、加熱すると茹で汁にビタミンCが流れてしまいます。
丸々トマトを使ったスープは、無駄なくトマトの栄養を摂取できる為オススメです。
中玉トマトのフルティカは甘味と酸味のバランスが良く、リコピンも沢山詰まっています。
サイズもそのまま食べるのに最適で、料理にしてもとっても美味しいです!
年間を通して安定した生産を行っていますので、飲食店等の業者様でトマトをお探しの方にもオススメしたい一品です。
気軽に相談頂けると幸いです。